奥州市の名所？迷所？　衣川城（衣川懐徳館）【岩手県奥州市】

2020年12月4日2021年6月23日

中尊寺に紅葉を見に行った帰り道

いつも気になっていた「城」らしき所へ行ってみました。

衣川の小高い丘の上に建つ謎の建物・・・それは！

 

衣川懐徳館

 

衣川城とも呼ばれますが・・・

（ちなみに衣川の読み方は「ころもかわ」です）

 

この城もどきは昭和45年（1970年）の岩手国体を記念して建てられた模擬天守なんだそうです。

建築物・・・城ではありません(；´Д｀);

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見た目は3層4階の立派な（立派だった）お姿。

近くによって見上げれば

季節感違うけれど

 

「夏草や 兵どもが 夢の跡」松尾芭蕉

「国破れて山河あり 城春にして草木深し・・・」杜甫

 

こんな感じに

もうすっかりくたびれて古ぼけちゃっています。

 

 

かつては衣川懐徳館として衣川村に伝わる遺品・遺物等の貴重な資料を展示する資料館として使われていたのだそうです。

4階の展望台からの眺めは素晴らしいものでったのであろうと想像しますが、今は閉鎖!!

門にはトラロープが張られ入館禁止となっています。

 

ここの前庭には西行の歌碑が建てられているのだそうですが、確認できませんでした。

とりわきて 心もしみて 冴えぞわたる 衣河みにきたるけふしも

衣川 みぎはによりて たつ波は きしの松が根あらふなりけり

 

平泉の黄金文化を築いた奥州藤原氏の影響で、西行や芭蕉の足跡があちこちにあります。

ここもその一つ

たかが歌碑ですが、見れないのは少々残念でした。

 

 

残念なのでぐぐってみたら、見つけちゃいました。

西行の歌碑の現状　衣川荘

しこたまらいふさんのブログ

 

 

衣川懐徳館

国民宿舎サンホテル衣川荘の隣りにあります

 

おわり