祭畤大橋からおろせ広場までの紅葉2020【近場旅行】
秋になったら必ず訪れる場所があります。
岩手県奥州市のつぶ沼から一関市の祭畤を繋ぐ一関市道鬼頭明通線・奥州市道谷子沢南前川山線(通称:栗駒焼石ほっとライン)です。
およそ15kmのこの道路は平成27年9月26に日に開通し、見事な紅葉を見ることができる観光ルートとなりました。
開通以来、毎年紅葉シーズンには訪れていますが週末のお天気と自分のスケジュールと紅葉の進み具合がなかなかマッチせず、まだ早い~とか先週がベストだった!とか、なかなか上手いことハマってくれません。゚(゚´Д`゚)゚。
今年は10月18日(日)に、平成20年6月に発生した岩手・宮城内陸地震で崩落してしまった祭畤大橋の根本まで行って見る事を目的に、衣川から祭畤、おろせ広場と北上するルートで回ってきました。
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祭畤大橋
岩手・宮城内陸地震で崩落してしまった祭畤大橋
被災遺構として残されています
祭畤被災地展望の丘(国道342号線沿い)から見ました。
見事な紅葉と対称的な崩壊した橋・・・
地震の凄まじさを感じずにはいられません。
もう少し引きで見たの図
展望の丘からは落ちてしまった旧祭畤大橋と、新しくできた祭畤大橋を見ることができます。
ちょっとした駐車場と、震災の説明が書かれた立てカン、ぐにゃりと曲がった橋の一部が展示してあります。
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祭畤大橋の端まで行く
今回はじめて、崩壊した祭畤大橋の端まで行ってみました
国道342号線を西に進み、祭畤大橋を渡った先に祭畤被災地見学通路の看板があります
ここまでは車で行けます
数台分の駐車スペースあり。
祭畤大橋の根本まで遊歩道が整備されていました
クマに注意!
遊歩道は旧国道沿いに設置されていました。
地震でぐしゃぐしゃになった舗装道路がそのまま残されています。
分かりづらいですが、地面に亀裂も。
最後の上りです。
この先に祭畤被災地があります。
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落ちた橋に驚愕
そこには先のない道路と落ちた橋の一部だけが残されていました
紅葉の美しさとミスマッチですね・・・
言葉がありません
岩手・宮城内陸地震の時は、自分の住む奥州市水沢の被害は軽微なものでしたので、ニュースで大変な災害が起きたことをどこか他人事のように聞いておりました。
新旧の祭畤大橋です
新しい橋が落ちるような大地震が来ないことを祈ります。
祭畤の林にも明るい太陽が降り注いでいました。
複雑な思いを残しながら震災遺構を後にして栗駒焼石ほっとラインを北上します。
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2020年の紅葉はちょっと遅い感じ
妻に運転してもらい、ワタシは助手席から写真を撮りました。
山の上から紅葉が降りてきているのが判ります。
例年、10月中旬(この日は10月18日)ならもう少し紅葉が進んでいても良さそうなんだけど。
程なくしてワタシの好きな猿岩が見えてきました。
猿の横顔のような山でしょ?
まもなくおろせ広場に到着します。
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おろせ広場と弘法の枕石
胆沢ダムによってできた奥州湖のほとりにおろせ広場があります。
猿岩を望むベストスポットですよ
猿岩をバックにした弘法の枕石
その昔、猿岩に有る於呂閉志神社を参拝した弘法大師が秋田へ向かう途中、この巨岩の上で一夜を明かしたとされているのだそうです。
隅っこにちょうど枕になりそうな突起が!
枕石???
猿岩
ライダーにとっても栗駒焼石ほっとラインはイイ道路
おろせ広場の片隅にはライダーの一団が整列していました。
おっさんライダー隊!
かっけぇ~
隊列を組んで発進していきました!
このような大所帯は珍しいかもしれませんが、この時期たくさんのライダー達も焼石栗駒ほっとラインを走っています。
澄んだ秋の空気を切り裂きながら走るのは爽快なんだろうな~
ライダー隊を見送った後、まだちょっとだけ早かった2020年の定番紅葉スポットを後にして帰路につきました。
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