ソプラノ歌手佐藤しのぶさんを偲んで – 八ヶ岳高原サロンコンサート

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2019年9月29日、日本を代表するソプラノ歌手である佐藤しのぶさんがお亡くなりになりました。61歳だったそうです。

私よりずいぶん年上だと思っていたのですが、4つしか違わなかったんですね。

素晴らしい歌声はもちろん、美しくゴージャスな容姿を持った方でした。

 

目次

佐藤しのぶソプラノリサイタル

一度だけですが佐藤しのぶさんのリサイタルに足を運んだことがありました。

2015年4月25日、八ヶ岳高原音楽堂での「佐藤しのぶソプラノリサイタル」です。

岩手からはずいぶん遠い信州八ヶ岳でのコンサートに行こうと思ったのは、WEBで偶然見かけた八ヶ岳高原音楽堂のコンサート情報がきっかけでした。

その時、旅行の行き先を探していたのです。

信州八ヶ岳高原、素敵なロケーションに立つ音楽堂、そして佐藤しのぶ。

俄然興味がわきました。

父も佐藤しのぶさんのファンでしたので家族旅行を兼ねて佐藤しのぶさんのコンサートに行くことになりました。

 

その時のコンサート情報

FireShot Capture 003 - 八ヶ岳高原ロッジ・八ヶ岳高原海の口自然郷 - 佐藤しのぶ

 

会場の八ヶ岳高原音楽堂は、新宿からJR中央本線小淵沢まで行き、そこから小海線で標高1375mのJR鉄道最高地点を過ぎた先にある野辺山駅が最寄り駅です。

小淵沢からは左側の車窓に常に八ヶ岳が見え、高原地帯を走るディーゼル車は都会の喧噪とは異なる何かゆったりしたものを感じさせてくれます。

もっとも、普段は岩手の田舎暮らし。

都会の喧噪なんかありゃしませんけれど。

 

八ヶ岳高原音楽堂

小淵沢からは送迎バスで八ヶ岳高原ロッジへ向かいます。

八ヶ岳高原音楽堂は八ヶ岳高原ロッジから林の中の散策路を10分ほど歩いたところにありました。

標高1500mのカラマツ林。

抜群のロケーションに建つ木のホール。

席数は250でステージの後ろから上手側には大きな窓があり、高原の大自然を借景しています。

若干長めの反響と座り心地の良い椅子。

開演が待ち遠しいですが気持ちはゆったりとしていました。

 

DSC02520

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定刻より少し遅れて開演。

その日、中央高速が事故で通行止めになったらしく佐藤しのぶさんの到着が遅れたのだそうです。

すごく焦った!と演奏の途中でおっしゃっていました。

 

心に残った歌「リメンバー」

演目はその時の資料が見つからず良くは思い出せませんが、一曲すごく心に残った歌がありました。

「リメンバー」という歌です。

手話付きで熱唱するその姿は、有る時は優しさあふれる観音様、有る時は長崎にある平和祈念像、また有る時は反戦を叫ぶ民衆のようで有りました。

なかにし礼作詞・鈴木キサブロー作曲の「リメンバー」は佐藤しのぶさん初のオリジナル曲だそうです。

強い反核への思いが込められたメッセージソングですが、歌詞がすーっと心に沁みてきました。

 

「さとうきび畑」は反戦、「花は咲く」は鎮魂。

2015年4月のリサイタルは佐藤しのぶさんからの平和を祈るメッセージにあふれていたように思います。

61歳という若すぎる死。

まだまだたくさんの愛を届けたかったはずなのに・・・

残念です。

 

「リメンバー」はこちらでも聞く事が出来ます。

リメンバー広島長崎satosinobu2 (youtube)

 

たくさんの人に聞いて頂きたいです。

ご冥福をお祈りいたします。

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