【WATERMAN GENTLEMAN100】30年前にパリで買った記念の万年筆で万年筆再デビュー

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WATERMANの万年筆 GENTLEMAN100 漆黒のボディと金の飾りが美しい1本
WATERMANの万年筆 GENTLEMAN100 漆黒のボディと金の飾りが美しい1本

机の引き出しを整理していたら1本の万年筆が出てきた

WATERMAN の万年筆 GENTLEMAN100

新婚旅行で訪れたパリで買った記念の万年筆だ

長い事忘れ去られていた1本だったが、この発見が私の万年筆熱を高める事になった。

目次

新婚旅行で訪れたパリ

結婚したのは1991年

もう31年も前か・・・

新婚旅行は確か近畿日本ツーリストのヨーロッパ周遊6日間という新婚旅行向けの企画だったと思う。

ドイツ、スイス、フランスを巡る旅である。

新婚さんが何組かと女性二人組、中年のご夫婦など総勢12人くらいだったと記憶している。

まあ、出発時から飛行機が遅延、そのせいで以降のスケジュールはメタメタ・・・

ライン下りは上りに変更、行く先々のホテルは全て現地調達(添乗員さんかなりキレてた)、挙げ句の果てにはパリの管制塔がストで帰りの飛行機が飛ばず、パリに2日延泊となった。

添乗員さんお疲れさま

途中、かなりひどい目にもあったがそれはそれで記憶に残る素晴らしい旅行だった。

さて、パリでの時間が増えたので当然お買い物をするのである。

延泊代は無しだったので僕らは大儲け。

でもお財布にはダメージだった・・・

妻はハンドバッグ(結構お高かったハズ)

私は万年筆(バッグとの価格差!)

それがこの WATERMAN の GENTLEMAN100 である。

机の中にしまってあったので化粧箱もキレイな状態
机の中にしまってあったので化粧箱もキレイな状態

いくらだったかな?多分当時日本円で3万くらいか?

それはともかく

フランスでの記念なので made in FRANCE の逸品

WATERMAN の万年筆にしたのだった。

WATERMAN GENTLEMAN100

机の中にしまってあったので化粧箱もキレイな状態
キャップとペン軸 美しい意匠とすっと入りカチッと止まるキャップロックが気持ちよい

僕の予算は少なかったので(^^ゞ

GENTLEMAN100 を購入。

どんな万年筆なのか?

実は、この万年筆が GENTLEMAN100 という確証は無い。

保証書も無いし、箱にもモデルの記載は無し。

ネットで検索しても Le MAN100 の情報は沢山あっても GENTLEMAN100 についての記載は少なく、画像から見てそう判断した次第。

誰か詳しい人がいたらコメントくださいませ!

細身だけれど結構重さがある
細身だけれど結構重さがある

軸は直径約10mmとほっそりしていて、軸長126mm、キャップを後ろに挿して約160mm。

金属製のボディに黒のラッカー塗装、金装飾。

手にすると結構ずしっと重い。

キャップを挿した状態で書こうとすると重心が上になりすぎて少々書きづらい。

キャップを挿さず軸だけで書くのがおすすめ。

クリップは中央が抜けた独特の形状
クリップは中央が抜けた独特の形状

金メッキの装飾

エンブレムは黒地に金で浮き上がりとても美しい
エンブレムは黒地に金で浮き上がりとても美しい

WATERMANのエンブレム

ペン先

18Kのペン先 柔らかめのMなので結構太めの筆記となる
18Kのペン先 柔らかめのMなので結構太めの筆記となる

ペン先は18k

ペン先の裏側 櫛溝は無い インクフローは若干多め
ペン先の裏側 櫛溝は無い インクフローは若干多め

僕のは中字のM

買う時に試し書きをしたと思うけれど、ヨーロッパの人たちは基本的に中字を使うみたいで、進められるままにMを買ったような気がする。

今更だけど、漢字を書くなら細字のFにするんだったな~

多分、当時使わなくなってしまった原因はそこにあったんじゃなかろうか。

結構線が太いのよ・・・

でもね、今は老眼なので小さな字は書かない(^^ゞ

Mがちょうど良くなっちゃった。

久しぶりに使うためにメンテナンス

何年間放置していたんだろうか?

インクカートリッジを使い切り、そのまま忘れ去ってしまったのだろう。

ペンにカートリッジは付いていなかったし、予備のインクカートリッジも無し。

ペンはコンバーター対応だけど、付いてなかったのでまずはインクを買う。

WATERMAN純正のカートリッジ(ミステリアスブルー)なりは大きいけれどインクの量は意外と少ない?
WATERMAN純正のカートリッジ(ミステリアスブルー)なりは大きいけれどインクの量は意外と少ない?

ヨーロッパ規格のカートリッジなら使えるはずだが、ここは純正にこだわろう。

近所では手に入らないのでamazonで購入。

一度使った形跡があるからペン先を洗う。

ぬるま湯を入れたお皿にペン先を浸して2時間ほど放置。

ペン先に詰まっているインクが溶け出してきて水がブルーに。

洗面所でぬるま湯をカートリッジ側からペン先に向けて流し詰まっているインクをキレイにする。

その後は柔らかい布でペン先や軸を拭いて水分を飛ばす。

ペン先からは毛細管現象で水と共に残ったインクが出てくるので、色が出なくなるまで数回繰り返す。

ここが大事なところだが、くれぐれもペン先をぶつけたりしないように!

今回は運が良かったのか一発でインクが出た!!

インクの出がすこぶる良くてヌルヌルと書ける!

ぬるぬるとした書き味 歌詞カードを作るのが主な用途になっている
ぬるぬるとした書き味 歌詞カードを作るのが主な用途になっている

何で今まで使ってなかったんだろう

もったいないね

万年筆の良さを再確認

なんて言うんだろうか・・・気持ちいいんだよね。

万年筆での筆記。

シャーペンやボールペンでの書き味はカタイので長時間書き続けるのは苦痛。

でも万年筆はペン先自体に弾力があって強く筆圧を掛けなくてもインクがするする出てくるし、圧の掛けようで文字にリズムが生まれるので書いていて楽しい!

ゆえに長時間の筆記もストレス無し。

あとは字がもっと上手ければ・・・

と言う事で万年筆でペン字再デビュー

早速こんな教本を手配しちゃった。

歌詞の暗譜用に書き殴り勉強法を万年筆で実践してみよう!

いつもはiPadでやるのだけれど、万年筆を育てていく楽しみに加え字が上手くなれば一石二鳥どころか三鳥にもなりそう。

モチベーションも続くってもんだ!

一年後??

どんだけ上達するのか楽しみ~(*^_^*)

万年筆沼の予感!?

今更ながら金ペンの良さを知った
今更ながら金ペンの良さを知った

話はパリに戻るが

他に WATERMAN創業100周年記念モデルの Le MAN 100 というモデルもあったのだが、少々お高くて手にできなかった。

ああ、でも買っときゃ良かったなぁ

いまさらだけど、猛烈に欲しい!!

でも新品では入手出来ないので、目下最も物欲が動いているのはコレ↓

WATERMAN カレン・デラックス ブルーST スペシャルエディション

WATERMAN の万年筆で最も美しい造形だと思う逸品

カレンは、ペン先から軸に続くラインがラグジュアリーな船を思わせるデザインで、他のメーカーに類を見ない。

あともう1本

ペリカン スーベーレンM800緑軸

こちらはドイツの逸品

ペン先18kにこだわるとコレになっちゃう。

少しお高いけれど、一生ものなればいつかは手にしたい。

ああ、沼だ!

万年筆沼・・・・・・・・(゚´Д`゚)

溺れないように気をつけねば ね。

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